柏の葉キャンパス近くの
発熱外来ならご相談ください
当院では外来患者様に安心して受診いただけるよう、発熱症状のある患者様と、濃厚接触者とされた方々とを分けて診療する発熱外来を設けております。過去5日間発熱が続いている場合や、咳、痰、倦怠感などの症状がある場合は、発熱外来までご相談ください。
また、通訳が必要な患者様や、お子様で保護者同伴が必要な患者様などの特例を除き、基本的には症状のあるご本人様のみでのご来院をお願いしています。
当院の発熱外来は予約制となっておりますので、ご希望の方は事前に予約シムテムまたはお電話にてご予約ください。
当院に通院中の方(当院で投薬中の方、検査予定がある方)
予約枠がいっぱいでも可能な限り対応させていただきますのでお電話にてご連絡ください。
その際、当院の患者様である旨をお伝えください。
それ以外の方
予約枠がいっぱいの場合、基本的にお問い合わせいただいた当日の診療はお受けできません。翌診療日以降の対応となります。ご理解いただきますようお願いします。
発熱外来の対象となる方
- 息が苦しい
- 熱がある
- 咳
- 鼻水
- 嘔吐
- 体がだるい、疲れやすい
- 喉が痛い、喉に違和感がある
- 嗅覚や味覚に違和感がある
- 軟便・水様便(下痢)がある
- 新型コロナウイルス陽性者と接触した方で、体調不良がある
当院で対応している検査
PCR検査
専用の薬剤を使用して検査対象のウイルスの遺伝子を増幅させ、検出する検査です。
鼻や喉を綿棒でこすって細胞を採取し、検査します。感染後、症状が出る数日前からウイルスを検出できます。
主に、検査時点で体内にウイルスが存在するかどうかを確認するために用いる検査です。
検査の感度は約70%と言われ、検体を採取した部分にウイルスが存在しない場合は、感染していても陰性の結果が出ることがあります。
このため、ウイルスが検出できない場合を「陰性」と呼ばず、「検出せず」と呼んでいる検査機関もあります。
抗原検査
検査するウイルスの抗体を用いて、ウイルス特有のタンパク質(抗原)を検出する方法です。
検出率はPCR検査に劣るものの、短時間で結果が得られ、特別な検査機器も必要ないため、迅速な判断が必要な場合によく用いられます。抗原検査には定性と定量の2種類があり、病院でインフルエンザの検査を受ける際にも、抗原検査がよく用いられます。
抗体検査
そのウイルスに過去、感染していたかどうかを調べる検査です。ウイルスに感染したときにできる血液中のタンパク質(抗体)の有無を調べます。
抗体が体内で作られるまでには時間を要するため、この検査で現在ウイルスに感染していないことを確認することは、現時点では難しいとされています。
この検査では、ウイルスに感染している場合だけでなく、ワクチンを接種した結果抗体ができている場合も陽性となります。
発熱外来を受診する際のお願い
院内感染防止のため、以下のご協力をお願いいたします。
- 新型コロナウイルス感染症の症状は発熱に限らず、さまざまです。上記のような症状がある場合は、発熱がない場合でも予約システムまたはお電話にてご予約の上、ご来院ください。
- 発熱がない場合や電話が繋がらない場合でも、ご予約のない一般外来の受診はご遠慮ください。診察をお断りする場合もありますのでご了承ください。
- 多くの患者様が来院された場合は、診察までお待ちいただく場合があります。
医療のひっ迫が予想されますが、当院は地域に寄り添い、最大限に貢献していきたいと考えています。
患者様の感染対策へのご理解とご協力に改めて心より感謝申し上げます。
当院の感染対策
当院では院内感染防止のため、以下の徹底した対策を行っています。
- 発熱患者様と一般患者様、検診受診者様の動線や、待合室を分けます。
- 換気を十分に行います。
- 椅子、ドアノブ、荷物置き場、検査機器など、人が触れる箇所を消毒します。
- 患者様には来院時にマスクの着用および、手指のアルコール消毒をお願いしています。
- 当院スタッフは毎回の診察ごとに、手指をアルコール消毒します。